第2回コミュニティカレッジ2014

みなさまお元気ですか?

ご無沙汰しております。

すっかり暑かった夏も終わり、栗が落ちる季節になってしまいました。

今年のコミュニティカレッジは、秋が来る前にすべて終了!受講生の方々も忙しかったかもしれません。

 

7月25日(金)に第2回コミュニティカレッジを開催しました。

宇都宮市清原地域振興協議会のみなさまにホストコミュニティをお願いしました。

清原地区は、人口約2万6,500人。南北に約12㎞、東西に約5㎞で約42k㎡の面積を有しています。

地域産業は、北部と南部で畑作を中心とした農業地帯で、宇都宮市を代表する梨やトマトの生産地となっています。国内最大級の清原工業団地や大規模住宅団地等が立地しており、新規居住者が多いのも特徴です。

午前中は、地域の概要を説明していただいた後、まち歩きワークショップをおこないました。広い地域ですので、バスでのまち歩きです。

清原地区市民センター→清原工業団地→清原台団地→ゆいの杜地区→板戸町天棚→飛山城跡公園→山口果樹園とバスで巡りコミュニティの点検をしました。

清原地域振興協議会の菅沼会長。コミュニティカレッジのホストコミュニティをお願いした時も、すぐに理解していただきとてもありがたかったです。清振協の誰もが清原の事を話せるようにと、虎の巻まで作っていただき、細かいところまで気を遣っていただきました。ありがとうございました。バスの中でのガイドが、楽しくわかりやすくご説明いただき、それがとても印象的でした。プリンと梨・梨ジュースの差し入れ、ごちそうさまでした!美味しかったです。

清原地区市民センター副センター長の須藤さん。まち歩きの段取りや資料作り、すべてにおいてお世話になりました。清原のことを聞いたら何でも答えてくれる頼もしい方です。概要説明もしていただきました。

清原地域振興協議会の井上事務局次長。協議会の概要説明をしていただきました。いつも明るくお話をしていただき、癒されます。ありがとうございました!

板戸町の天棚。清原の方々の中でも初めて見る方がいたようです。素晴らしいので、もっとPRした方が良いとの意見もありました。

飛山城跡跡公園。とびやま歴史体験館があり、NPO法人飛山城跡愛護会が運営にあたっています。無料で入館出来、土日・祝日のみに公園内の解説ボランティアの方が説明をしてくれています。300年間続いた飛山城。普及活動のため、さまざまなイベントをおこなっています。

栃木県認定エコファーマー農家、山口果樹園さん。

六次産業に取組み、積極的に地域のネットワークを広げています。地元のカフェ「クッチーナ・ベジターレ・マルヨシ」さんとのコラボで「梨とキャラメルのコンフィチュール」や「季節野菜のピクルス」などを作っています。

3人の娘さんたちの後継者も出来ていて、家族としての取組みも素晴らしいです。

午後は、清原地区市民センターで意見交換をおこないました。班ごとに分かれて午前中点検したポイントの感想や意見、提案などポストイットに書いてもらい、地図に落としていきます。

ホストコミュニティの清原地域振興協議会の方々は、他の地域の方たちと交流が持つことが出来、外からの意見をたくさんいただけたことに感謝していました。同じような活動をしている方々との交流は、出来そうでなかなか出来ないとの声を聞きます。住んでいる地域の新たな発見、地元の誇り、文化の気づきなどたくさんの意見をいただけたようです。

最後は、藤本先生よりまとめです。「清原地区は、すでに開かれているコミュニティをさらに成熟させる、成熟したコミュニティを目指すということがこれからのテーマになっていくのではないか。これからの課題として、身近な暮らしのレベルでの充実を考える必要があり、防災マップづくりは、その取り掛かりと言ってもいいと思う。」

藤本先生もおっしゃっておりましたが、地元の方にも新たな気づきがあったようで、清原地区外の方たちにもとても清原地区のコミュニティのあり方はかなり参考になったと思われます。

たくさんのおもてなしをしていただき、清原地区のみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。他の地域でコミュニティカレッジを開催する際には、是非みなさんにまたお会い出来たらと思います。

ありがとうございました。